枕の重要性

 

人の脊柱(背骨)はカーブがありS字になっています。

 

その中には脊髄神経が入っています(運動や感覚に関与します)。

 

また、脊柱の周りには脊柱を安定させるための重要な筋肉が多数あります。

 

頸部の前方には気道もあり呼吸にも重要な器官です。

 

そのため枕が合わないと血行が悪くなり、呼吸機能の低下や重要な神経や筋肉がある首に寝ている間に負担がかかります。

 

高すぎる枕は前部の気道や食道を圧迫し、後方の神経をのばしてしまいます。寝ている間に呼吸が浅くなり熟睡できない原因にもなります。

 

低すぎる枕は筋肉の活動が働きやすく、肩こりや首こりの原因になります。

 

昨今多くなっているのがストレートネックです。これは首の正常なカーブが失われ頭痛・めまい・肩こり・吐き気などを起こす疾患です。これも枕があっていない方が多くおられます。

 

ですが寝ている時間は長いため正常なカーブを取り戻すことも可能です。


正しい枕を使うことで寝ている間に矯正できるわけですね。